「疲れている」に気付けず30年「体調不良」に苦しんでいた話(笑)

思ふこと日記(了)

小学生低学年辺りから3年くらい前まで、私は謎の体調不良に苦しんでいました。

 

体調不良の症状は10種類以上ですが、その中心となるのが――

 

呼吸がしづらい

身体が重くてだるい。

首と肩が張る

頭がボーっとする

 

の4つでした。

内科で調べても呼吸科で調べても健康そのもの。

 

よくある話ですが

「精神疾患があるし、メンタル的なものか自律神経の乱れじゃないか?」

という結果になりました。

 

最初から予測していた通りの結果に諦めつつあった頃、

いつも以上に、上記4つの症状がでます。

 

目もショボショボして、信号待ちも普通に歩くのも辛かったその日。

当時、肩甲骨を痛めて通院していた理学療法士さんに

 

「なんか今日は疲れていませんか? いつも目がキラキラしているのに、今日は死んでますよ」

と言われて

 

「いえ、疲れてはいないんですが、体調が悪くて…」

と答え

 

「え? 大丈夫ですか? どんなふうに体調が悪いんですか?」

と問われて

 

「えっと、全身が重くてだるくて、息がしづらくて…

あ、首と肩もはっていて…

そう、お風呂につかりたい気分なんです」

と答えたところ

 

「え? 世間では、それを疲れていると言いますよ?(笑)」

と指摘され

 

「ええーっ、私は疲れているんですか!?」

と、もうそれは大きな衝撃を受けた――

 

ということがありました。

早速、お世話になっている訪問看護師の野上さんに報告したところ――

 

――

私は、小学生のころから

「疲れるのは甘えだ。お母さんこそ疲れている。

何もしていないお前の何が疲れるんだ?」

 

と言い聞かされ

 

学校でも熱がないのに体調が悪いという私を

先生も同級生も「仮病だ」と決めつけられていた。

 

そういったことが続くと「体調が悪いとか疲れた」とか、

言っても認めてもらえないことを言わなくなり、

 

言うときも辛い顔をしてはいけないと思い込んで、

笑顔で辛さを訴えるようになり、

 

ますます「自分は辛いんだ!」ということを認めてもらえなくなり

結果、受け止めてくれる人は0人となっていた。

 

そうしたことを10年20年30年と続けていくうちに

自分が疲れているのか体調が悪いのか

 

心も体も分からなくなり

「体と心を休めることは甘え」

だと、きちんと心と体を休めることをしなくなってしまった。

 

しかも、心も体も思うように動かせずに行動ができない自分を責め立てる。

これでは永遠に体調は良くならない

 

――

 

といった、分析とご指導をいただきました。

それから3年。

 

今では――

 

心が疲れている

体が疲れている

 

人間関係に疲れている

単に風邪をひいている

天候により体が反応している

 

自律神経が乱れている

 

などなど、自分が疲れているのか本当に体調が悪いのか、見極めることができるようになったのです。

 

自分で判断ができれば、

休むなり栄養を取るなり病院に行くなり、

回復すための適切な対処も分かる。

 

こうして30年以上の原因不明の苦しみから解放された次第です。

こうしたことも、今後、きちんと記事にしていきたいなと思った今日でした。

 

頑張っただけ体が疲れていたからです(笑)

皆様も本当にお疲れ様でした。

 

適切な量の食事をして適切な量の睡眠をとり、適度な運動をしてしっかり排泄する。

 

人間の心も体も、基盤が大切。

訪問看護師の野上さんが繰り返す、かなり出来るようになってきた重要な指導内容。

 

これからも、続けていきたいと思います。

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